コラム
ラブドールを購入しようと思っても、「どういう種類があるのか」「価格はどれくらいなのか」など、疑問に思う人も少なくありません。
また、購入してすぐに使えるのかなど、さまざまな悩みがあると思います。
この記事では、ラブドール初心者が安心して購入・使用できるように、選び方から使い方、注意点まで解説します。
ラブドールをお迎えしようと思っている人は、参考にしてください。
ラブドールをこれから購入しようと思っている人は、いくつか事前情報を知っておきましょう。
購入前に把握しておくことで、お迎えする際にスムーズです。
ここでは、以下の基本的な情報を紹介します。
【初心者がラブドールお迎え前に把握したいこと】
ラブドール購入前に、それぞれ参考にしてください。
ラブドールには、大きく分けて「等身大ラブドール」「トルソー型」「ミニドール」の3種類があります。
それぞれの特徴を表でまとめたので、以下を参考にしてください。
種類 | 特徴 | サイズ | 重量 | 用途 | 価格帯 |
等身大ラブドール | 等身大でリアルな外観・可動性が高い
重量があり、保管・移動にスペースと力が必要 |
約140cm~170cm | 20kg~50kg以上 | 性的用途、癒し、パートナー代わり | 高価(数十万円~) |
トルソー型 | 半身タイプで手足がなく軽量
持ち運び・収納が容易 価格がフルサイズより安価 |
約50cm~110cm | 5kg~25kg | 性的用途、ファッション展示、洋裁用 | 中価格帯(数万円~十数万円) |
ミニドール | 小型でコンパクト
可動性は限定的 主にコレクションや装飾用 |
10cm~50cm | 1kg~8kg | コレクション、装飾、玩具 | 低価格帯(数千円~数万円) |
等身大ラブドールは実際の人間と同じサイズ感で、見た目もリアルですが、重量が重く取り扱いに注意が必要です。
トルソー型は上半身のみで構成されており、収納や手入れが比較的楽です。
最近では、フルサイズでも10万円以内で購入できるものもあるため、予算の範囲で購入を検討することをおすすめします。
ラブドールは、さまざまな使い方があり、以下のとおりです。
【ラブドールの使い方】
鑑賞用として美しい顔立ちやリアルなボディラインを楽しんだり、夜寝るときの添い寝相手として抱きしめて過ごす方も多くいます。
性的用途では、ホールを挿入してプレイを楽しめるほか、ローションなどを併用することでリアルな体験が可能です。
撮影用としては、衣装やウィッグを変えて写真を撮影しSNSで共有する楽しみ方も人気があります。
目的によって適したサイズや機能が異なるため、購入前にしっかりイメージしておくことが大切です。
ラブドールは適切なメンテナンスを行うことで長く清潔に使用できます。
使用後はぬるま湯でホールや表面をやさしく洗い、柔らかいタオルで水気をしっかり拭き取ることが基本です。
特にTPE素材の場合、皮脂のようなオイルが表面に浮いてくるため、定期的にベビーパウダーを使って表面をさらさらに保つことが必要です。
また、直射日光や高温多湿の場所は避け、やわらかい布や毛布にくるんで保管しましょう。
関節部の破損や色移り防止のため、衣類の着せっぱなしは避け、こまめに点検を行うことがラブドールを大切にするうえでの基本となります。
ラブドールを購入する際、何を基準に選べばいいかわからない人も多いと思います。
その際、以下の軸を参考に選ぶとよいでしょう。
【初心者のラブドール購入時の選び方】
とくに、価格は重要なポイントなので、把握しておきましょう。
ラブドールをお迎えする際、価格帯によって選べるタイプや品質が大きく異なります。
おおよそ5万円以下はトルソーやミニドールといった簡易型が中心で、初心者がお試しで購入するのに最適です。
10万円前後になると、リアルな顔やボディラインを備えた中型ドールが登場し、使用感も満足度が上がります。
20万円以上ではフルサイズの本格的なモデルが揃い、内部骨格の可動や細部の造形にもこだわりが見られます。
Rdollでは、初心者応援パックとして等身大ラブドールでも、10万円台で購入可能です。
自分の目的や予算に合わせて、後悔のないラブドール選びをすることが重要です。
ラブドールの素材は主にTPEとシリコンの2種類に分かれます。
TPEは柔らかく肌触りがリアルな反面、オイルブリードや色移りしやすいため、丁寧な手入れが求められます。
一方でシリコンはやや硬めですが、耐久性と清潔さに優れており、長く使いたい人にはおすすめです。
価格もシリコン製はやや高めですが、精密な造形やメイクが施されていることが多く、観賞用としても人気があります。
どちらの素材もメリット・デメリットがあるため、用途やライフスタイルに合わせて素材を選ぶことが、満足のいくラブドールのお迎えにつながります。
ラブドールのサイズ選びも、お迎え時の満足度を左右する重要なポイントです。
それぞれ特徴をまとめると、以下のようになります。
【サイズ別の特徴】
ただしサイズが大きくなるほど重量や保管スペースも必要になるため、生活環境に合ったサイズを見極めることがラブドール選びでは欠かせません。
ラブドールを長期間使う場合、メンテナンスが必要です。
具体的には、以下のようなことをしましょう。
【ラブドールでするべきメンテナンス】
素材がデリケートなので、定期的なメンテナンスは欠かさないようにしましょう。
関連記事:ラブドールのお手入れ方法を徹底解説!注意点やコツはある?
ラブドール初心者がもっとも注意すべきなのが、使用後の洗浄です。
とくにTPE素材の場合、内部に雑菌が繁殖しやすく、放置するとニオイや劣化の原因となります。
そのため、使用が終わったら、膣や口、肛門などの使用部位をぬるま湯で洗浄し、中性洗剤や専用ソープを使って丁寧にケアします。
洗浄後は、やわらかいタオルで水分を吸い取るように拭き取り、完全に乾かすことが重要です。
また、ドール専用の乾燥スティックや洗浄ポンプなども併用するとより安心です。
汚れを放置すればカビや変色、異臭が起こり、結果的に寿命を縮めてしまいます。
ラブドールを長く愛用するためにも、清潔を保つメンテナンスは「お迎え後の習慣」として確実に定着させましょう。
ラブドール初心者がやりがちなのが、保管場所を軽視してしまうことです。
ドールは見た目こそ頑丈そうに見えますが、実際には熱や紫外線、湿気に非常に弱いデリケートな存在です。
とくに直射日光は、TPE素材やシリコン素材の劣化を加速させ、ひび割れや変色の原因となります。
おすすめは、通気性の良い暗所に、やわらかい毛布やタオルで包んで保管する方法です。
密閉空間やビニール袋での長期保管は、湿気がこもりカビや臭いの原因になるため避けてください。
また、毛布は色移り防止のために原色を避け、白や薄い色、暖色のものを選ぶのが安全です。
ラブドールの変形や劣化を防ぐには、こうした配慮が欠かせません。
ラブドールを「大切なパートナー」として迎える初心者こそ、保管環境への配慮を欠かしてはいけません。
関連記事:ラブドールの正しい保管方法をメリット・デメリットと合わせて解説!
ラブドール初心者にとって、ベビーパウダーは意外と盲点になりがちですが、実は非常に重要なアイテムです。
TPE素材は、使っているうちに肌がベタつきやすくなり、ホコリや汚れを引き寄せてしまいます。
これを防ぎ、肌の質感をサラサラに保つためには、洗浄と乾燥を終えた後にベビーパウダーを薄くまぶすことが効果的です。
ベビーパウダーには湿気を吸い取る効果もあり、カビの発生や肌表面の劣化を防ぐ役割も果たします。
また、衣装の着脱がスムーズになるという実用的なメリットもあります。
指の間や関節のすき間など細かい部分まで丁寧に塗布しておけば、使用感も快適になります。
ラブドールと長く付き合うには、こうしたひと手間を惜しまないことが、初心者としての大切な第一歩です。
ラブドール初心者が快適に楽しむためには、使い終わった後の洗浄、保管、パウダーケアが欠かせません。
どれも少しの手間で大きなトラブルを防ぐ大切な工程です。
ラブドールを長く愛用するために、しっかりとしたアフターケアを習慣化していきましょう。
この記事の監修者
伊藤 仁哉Jinya Ito
株式会社RIM′S(R DOLL)
代表取締役
運営責任者
<略歴>
2020年ラブドール専門販売店「R DOLL」を設立。
ラブドールの販売店を運営し6年、6000体以上のラブドール販売を行なってきた。
2024年1月KBC九州朝日放送「バラエティのB」にて、ラブドールの現地査定役として番組に出演
<SNS>